1. 使い方
改行コードで誤訳
本文の例・リンク 例に挙げたページでは、ページ右に手書きの手紙本文、ページ左にドイツ語のテキストが示されていますが、ドイツ語テキスト部分は、手書き文字の行末ごとに、改行コード(見えない)があり、文章の終わりと見なされて、素直に自動翻訳できません。
当ページでやっていることは、「改行コード付きのテキスト文書を、html文書の中に流し込む」だけです。
html文書の中では、テキスト文書の改行コードは半角空白に変換され、結果、全文が繋がります。これによって、テキストの改行によって生じる誤訳を防ぐことが出来ます。
テキスト全文は、テキスト部分をクリックし、CTRL+A(全て選択)とし CTRL+C(コピー)とすることで、全文をコピーすることが出来ます。
HTMLで表示 ⇒ 翻訳
コピーした全文を「自動翻訳を助けるページ」のテキストエリアに入れ(テキストエリアをクリックした後、CTRL+V(貼り付け))、
「実行」ボタンを押すと、次のページでは、同文書がHTML文書として表示されます
すなわち改行コードを半角空白に変換して「繋がった」全文が表示されます。
これを、ブラウザの機能で「日本語に翻訳」などを選んで、自動翻訳してください。より、正確な翻訳が得られると思います。
モーツァルトのページに限らず、改行が入ったために誤訳が生じると思われる場合はお試し下さい。
欠点もあります
行末の改行をなくすことで、全文が繋がって表示されます。
長文の場合、読みにくくなりますので、以下の「便利機能」を用意しています。
2. 便利機能
文章が長い場合は、どの訳文が原文のどのあたりのものか、わかりにくくなりますので、文章に影響を及ぼしそうにない所に((.)ドットの次など)<BR>などを使って、改行を加えてみて下さい。
手動で改行を加える
上記画像のように、ページトップに<br> <pre> </pre>をコピーで使える機能を用意しました。「Copy」ボタンを押すと、クリップボードにコピーされます。CTRL+V 等で貼り付けてご利用下さい。
<br>は改行を加える、<pre>から</pre>までは改行を原文のまま表示します。詩歌の他、手紙最後の、署名や住所の文章に便利です。
.(ドット)があれば、自動で改行を入れる(危険性も)
上記の作業を自動化しました。全ての .(ドット)がある箇所を .<br> と置きかえます。
機能は以下の通りです。
原文ママ:原文の改行コードのまま表示
入れない:(デフォルト)原文の改行コードを半角空白に変えるだけで、全文が繋がって表示される
1つ入れる:.(ドット)の箇所を、 ".<br>"で改行して表示
2つ入れる:".<br><br>"と改行を2つ加える
ご注意・欠点もあります
この機能は、文中の ”Mr.” "St." などの場合も、".<br>"の改行が入ります。現時点では、翻訳に異常は見られませんが、ご留意下さい。
原文の言語(必要がある場合)
この機能は、「原文がドイツ語なのに、フランス語として翻訳される」などの場合に、原文の言語を明示的に示します。
ドイツ語の場合、次ページのhtmlのヘッダで、<html lang="de">などと挿入され、自動翻訳の言語選択がスムーズになります。
各国の言語コードは、ISO 639-1コード一覧(Wikipedia)の表のうち、639-1 で調べることが出来ます。
その他のチップ
モーツァルトの手紙の場合
「モーツァルトの手紙と資料」オンライン版 に固有のチップが幾つかあります。
- 全文コピーしたテキストには、手紙の用紙が切り替わるごとに
[S. 1] increment_line_height_2decrement_line_height_2
などと、いう「文章に関係のない記号」が入っていますので、事前に削除することをお勧めします。
-
-----------------------や、***********************などの記号を入れて見通しをよくするのもお勧めです。
- 特に、文章の後半部分が、何度も繰り返し表示されることがありますので(バグ?)、最後に*****************などの印を入れるのはお勧めです。